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ローヤルゼリーの成分(メチオニン)

ローヤルゼリーには固有成分であるデセン酸をはじめ、バラエティー豊かな栄養素が含まれています。
その中でも特筆すべきは、人間の体内で作ることができない必須アミノ酸9種類すべてが含まれていることです。
その必須アミノ酸のひとつが、メチオニンです。
メチオニンにはどのような働きがあり、私死たちの体にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。

アレルギー症状の緩和

花粉症や喘息といったアレルギー症状には、ヒスタミンという物質が関係しています。
花粉のような異物が体に入ったとき、何とか体外に排出しようとして鼻水の量が増えてしまうのが花粉症ですが、このときにヒスタミンの生成量が増えているのです。
メチオニンには、このヒスタミンの働きを抑える働きがあるのです。
メチオニンの摂取によってヒスタミンの働きを抑えることができれば、花粉症や喘息などの症状を和らげられる可能性があるのです。
実際、花粉症の治療においてはヒスタミンの働きを抑える薬が投与されることが多く、これと似たような効果が期待できるというわけです。
余談ですが、ヒスタミンの原料は同じ必須アミノ酸であるヒスチジンです。
どちらも体にとっては重要な物質であるだけに、ちょっと皮肉かもしれませんね。

筋トレの効果アップ

マッチョな体になるために欠かせない筋肉トレーニングですが、続けていると筋肉に疲労がたまったり、筋繊維が破壊されたりするため、どうしてもトレーニング量には限界があります。
もう少しだけトレーニング量の限界をアップさせることができれば、より大きな効果を得られるのにと思っている人は多いでしょうが、それを可能にしてくれるのがクレアチンというアミノ酸です。
クレアチンは筋肉を動かすためのエネルギーとなり、トレーニング量の限界を少しだけアップさせてくれるのです。
これによって、これまでよりも多くのトレーニングができるようになり、マッチョな体に近づきやすくなるというわけです。
メチオニンは、このクレアチンの原料のひとつなのです。
メチオニンの摂取量を増やせば、体内で生成されるクレアチンの量が増え、より多くのトレーニングをこなすことが期待できるのです。

セレンの効果を高める

セレンは大量に摂取すると体に毒ですが、人間の体にとって必要なミネラルでもあります。
実際、人間の体内には15ミリグラムのセレンが含まれているとされています。
セレンはグルタチオンペルオキシダーゼという酵素の生成に必要です。
グルタチオンペルオキシダーゼは活性酸素の一種である過酸化水素を分解してくれる働きがあり、過酸化水素によって細胞が傷つけられて劣化の原因となったり、過酸化脂質が生成されて脂肪肝や動脈硬化を招いたりすることを防いでくれます。
また癌を発症している人は、血中のセレン濃度が低下していることも分かっています。
このセレンを体のあちこちに運搬する役割を担っているのが、メチオニンなのです。
メチオニンはセレンと結合し、セレノメチオニンとなることで、セレンを体のあちこちに運んでいるというわけです。
これによってセレンが体のすみずみまで運ばれ、効果を高める役に立ってくれるというわけです。
ちなみにセレンを吸収する際には、セレノメチオニンの方が亜セレン酸の方が吸収率は高くなるとされています。

脂肪肝の予防

脂肪肝はアルコールの摂取過剰などによって肝臓に過酸化脂質が蓄積し、肝細胞が破壊されていく疾患で、放置していると肝硬変や肝臓癌の原因となります。
脂肪肝を防止するためには、肝臓に脂肪をためすぎないことと、肝臓内の脂肪を過酸化脂質に活性酸素の働きを抑えることが必要になります。
米生物工学情報センターのデータベースによると、肝機能障害を抱えたラットにメチオニンを投与したところ、肝臓内のトリグリセリド(中性脂肪の一種)が減少したことが確認されています。
これは、メチオニンによって肝臓への脂肪蓄積が抑えられていることに他なりません。
これに加えてメチオニンには上述のようにグルタチオンペルオキシダーゼの生成に必要なセレンの運搬を助ける働きもあり、肝臓内の脂肪が過酸化脂質に変わることも抑えられそうです。
この2つの相乗効果によって脂肪肝を予防し、肝硬変や肝臓癌になるのを防ぐことが期待できるというわけです。

まとめ-ローヤルゼリーでメチオニン摂取を

このように、メチオニンは体にさまざまな効果をもたらす、なくてはならない物質なのです。
しかもメチオニンをはじめとする必須アミノ酸は、非必須アミノ酸のように体内で生成することはできないので、食物から摂取するしかありません。
そのメチオニンを含んでいるローヤルゼリーは、女王蜂だけでなく、人間にとっても重要な食べ物だということになります。
アレルギー症状に悩んでいたり、肝臓の調子が今ひとつだったりする人は、ローヤルゼリーを摂取してみてはいかがでしょうか。
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