ローヤルゼリーによる体質・体調改善(冷え性)
最近は気温の下がる冬場だけでなく、夏場でも空調の効いた室内では冷え性によって手足が冷たくなってしまうこともあります。ローヤルゼリーには、この冷え性改善に役立ちそうな成分が含まれています。
冷え性改善が期待できるローヤルゼリーの含有成分と、そうした成分がどのようなメカニズムで手足の冷えを緩和していくのかについて、説明していきましょう。
そもそも冷え性の原因は?
冷え性の主な原因としては、3つが考えられます。ストレスなどによる血行悪化、貧血、筋肉の不足です。
血行悪化
血液はエネルギー源となる栄養素や、エネルギー生成に必要な酸素を細胞まで運んでいます。血流が悪いと栄養素や酸素が十分に細胞まで運ばれなくなり、エネルギー生成量が低下します。
これによって手足が冷えやすくなってしまうというわけです。
血流悪化の原因としては動脈硬化やストレス、更年期障害などが考えられます。
LDLコレステロールと活性酸素によって動脈が硬化すると、内部が狭くなって流れる血液の量が減少します。
これが血行悪化につながるというわけです。
ストレスが血流悪化の原因になるのは、自律神経のうち交感神経の働きによるものです。
ストレスを受けることで働きが活発になる交感神経は、末梢血管を収縮させて血流を悪化させる働きがあるのです。
また、女性ホルモンの分泌量低下が原因で起きる更年期障害も、血流悪化の原因となることが分かっています。
貧血
貧血は赤血球内のヘモグロビンが不足して起きるものと、赤血球そのものが不足して起きるものがあります。赤血球は酸素の運搬を担当していますので、いずれの原因による貧血でも、細胞に供給される酸素の量が減少してしまいます。
上述のように酸素はエネルギー生成のために欠かせませんから、酸素が不足することでエネルギー生成量が低下し、冷え性になってしまうというわけです。
筋肉の不足
筋肉を動かすことで、熱が発生します。寒いときに体がブルブル震えるのは、筋肉を動かして熱を発生させ、体温を下げないようにするためです。
ところが、運動不足などによって筋肉の量が不足していると、十分な熱が発生してくれません。
これが冷え性につながってしまうというわけです。
また、筋肉には体の末端から心臓に血液を送り返す働きもありますので、筋肉が足りないと血液を送り返す力が弱まり、血行不良による冷え性につながります。
ちなみに、冷え性は男性よりも女性の方が多いとされていますが、これは女性の方が男性よりも筋肉の量が少ない傾向があるためです。
ローヤルゼリーに含まれている成分の効果
ローヤルゼリーには、上述の冷え性の原因に効果が期待できる成分が含まれているのです。血行促進と貧血対策、筋肉量アップのそれぞれに効果的な成分について、簡単に説明します。
血行促進対策
まず、血行促進対策として有効なのは、動脈硬化の防止です。ローヤルゼリーに含まれている成分のうち、銅や亜鉛などのミネラルは活性酸素を分解するSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という酵素の生成に必要なので、摂取によって活性酸素の減少が期待できます。
ローヤルゼリーの固有成分のうち、デセン酸には血中のLDLコレステロール値を下げてくれる働きがあることが分かっています。
デセン酸は女性ホルモンに似た働きを持っているため、更年期障害の改善も望めます。
また、ストレス緩和に役立ちそうな成分としては、γ-アミノ酪酸(GABA)や、神経伝達物質「セロトニン」の生成に必要なトリプトファンも含まれています。
貧血対策
まず、ヘモグロビンの不足で起きる貧血の対策としては、ヘモグロビンの原料である鉄、ヘモグロビンをはじめとするタンパク質の生成に必要な亜鉛とも含まれています。赤血球の不足が原因で起きる貧血については、赤血球の生成を促す働きのあるビタミンB12と葉酸の両方が含まれています。
これらの相乗効果によって、冷え性の原因である貧血防止が期待できるというわけです。
筋肉量アップ
筋肉量を増やすためにはトレーニングが最も効果的です。ただ、運動によって筋肉のタンパク質がエネルギー源に使われると、筋肉が「すり減って」しまい、トレーニングの効果が不十分になってしまう可能性があります。
ローヤルゼリーに含まれている必須アミノ酸のうちバリン、ロイシン、イソロイシンはBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれており、いずれも筋肉を動かすためのエネルギーとなります。
ローヤルゼリーによってBCAAを摂取することで、トレーニングをしても筋肉が「すり減る」ことが少なくなり、効果が大きくなってくるのです。
まとめ-冷え性のさまざまな原因に対応!
このように、冷え性の原因はさまざまですが、ローヤルゼリーはその多くに対応している優れものなのです。手足が冷えてどうしようもないと思っているようでしたら、ローヤルゼリーを摂取し、効果に期待してみるのもよさそうですね。