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ローヤルゼリーの飲み合わせ(マカ)

マカといえば男性向けサプリメントの成分というイメージが強く、どちらかといえば女性向けのイメージがあるローヤルゼリーとの相性は良くなさそうに見えます。
実際にはマカは更年期障害の症状緩和など、女性向けの効果も期待できます。
また、ローヤルゼリーについても血行促進による精力アップ効果など、男性向けの効果も見込めます。
ローヤルゼリーとマカの併用によってどのような効果が期待できるのか、飲み合わせの相性について説明していきましょう。

女性の更年期障害の症状緩和

意外に思った人も多いかもしれませんが、上述のようにマカを摂取することで女性の更年期障害の症状緩和が期待できるのです。
ローヤルゼリーには女性ホルモンに似た働きを持つ固有成分・デセン酸が含まれており、こちらも更年期障害の症状緩和に効果があるとされているので、相乗効果が見込めます。

マカ摂取で更年期障害の症状緩和

マカの更年期障害の症状緩和効果については、米生物工学情報センターのデータベースに動物実験や臨床試験のデータが収録されています。
まず、卵巣を摘出したラットにマカを投与したところ、骨粗鬆症になりにくくなることが分かっています。
骨粗鬆症は更年期障害に伴う症状のひとつで、女性ホルモンの分泌量減少によって骨のカルシウムが溶け出しやすくなり、骨密度が低下することで原因です。
マカはこの骨密度の低下を防ぐ働きがあるというわけです。
また、閉経後の女性にマカ1日当たり3.5グラムを3カ月にわたって摂取させたところ、更年期障害の症状である不安感などが緩和されたという臨床データも収録されているのです。
ただ、なぜ更年期障害の症状緩和にマカが効果的なのかという点については、まだ完全に解明できていない点もあるようです。

ローヤルゼリーのデセン酸で女性ホルモンを補完

一方、ローヤルゼリーのデセン酸には女性ホルモンに似た働きがあるため、こちらも更年期障害の症状緩和効果があるとされています。
そもそも女性の更年期障害は、加齢による卵巣の機能低下で女性ホルモンの分泌量が減少し、心身にさまざまな不具合が起きてしまうものです。
症状緩和のためには女性ホルモンを何らかの形で補完する必要があるのですが、デセン酸がその役目を果たしてくれる可能性があるというわけです。
米生物工学情報センターのデータベースには、ローヤルゼリーの摂取によって更年期障害の症状が緩和されたという臨床データも収録されています。
マカと一緒に摂取すれば、更年期障害の症状緩和の相乗効果が期待できそうですね。

男性の精力アップ効果に期待

一方、ローヤルゼリーに含まれているアミノ酸・アルギニンには、男性の精力アップにつながる血行促進効果があるとされています。
マカにはこのアルギニンに加え、グルコシノレートによってさらなる精力アップが見込めるとしています。

血行促進効果で精力をアップさせるアルギニン

精力ダウンの原因のひとつは、血行不良によってペニスの海綿体に流れ込む血液の量が減少することです。
勃起は海綿体に多くの血液が流れ込むことで起こりますが、この血液が減少してしまうというわけです。
ストレスや糖尿病がEDにつながるとされているのは、いずれも血行不良を引き起こす原因となっているためです。
バイアグラなどのED(勃起不全)の治療薬は、いずれも血行促進によって勃起力をアップさせるものです。
これと似た働きを持っているのが、アミノ酸の一種であるアルギニンです。
アルギニンは体内で一酸化窒素を生成して血管を拡張させ、血流を促進させる働きを持っているのです。
これによってペニスに流れ込む血液の量が増えれば、精力アップにつながる可能性があるのです。
アルギニンはローヤルゼリーにもマカにも含まれていますので、一緒に摂取することで相乗効果が見込めます。

グルコシノレートも精力アップ効果が見込める

マカはこれに加えて、グルコシノレートという成分も含まれています。
グルコシノレートはワサビやキャベツなど、アブラナ科の植物の辛味成分です。
マカもアブラナ科に属しているため、グルコシノレートが含まれているというわけです。
このグルコシノレートについての研究が進められていますが、現時点で精力アップ効果があるとみられているのです。
ローヤルゼリーにはこのグルコシノレートは含まれていませんので、マカと一緒に摂取することで、さらなる精力アップにつながることが期待できるのです。

まとめ-マカとローヤルゼリーの併用は性別問わずおすすめ

ローヤルゼリーとマカの併用は、女性にとっては更年期障害の症状緩和、男性にとっては精力アップという違った効果を発揮してくれるため、性別問わずおすすめだと言うことができそうです。
ローヤルゼリーにしろマカにしろ、女性もしくは男性向けという固定概念にとらわれることなく摂取してみれば、予想外の効果が得られる可能性があるということかもしれませんね。
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