ローヤルゼリーによる病気の予防・改善(骨粗しょう症)
骨粗しょう症は骨がスカスカになって強度が低下し、折れやすくなってしまう病気です。高齢者に多いため、骨折によって寝たきりになってしまう可能性があるという問題点があります。
ローヤルゼリーには骨粗しょう症の予防や改善が期待できる成分が含まれています。
どのような成分が、どのような形で骨粗しょう症の予防・改善に役立っているとされているのか、説明していきましょう。
骨粗しょう症の原因は?
骨粗しょう症にはさまざまな原因がありますが、主なものとしてはカルシウムの不足、女性ホルモンの不足、コラーゲンの不足が挙げられます。カルシウムの不足
骨を丈夫にするためにはカルシウムやリン、マグネシウムといったミネラルが必要です。中でも重要なのがカルシウムで、摂取量が不足していると骨密度が低下し、骨粗しょう症の原因となります。
カルシウム不足になる原因は、意外にも腸内環境の悪化です。
腸内で悪玉菌が優勢になり、腸内環境が悪化すると、カルシウムの吸収率がダウンしてしまうのです。
この場合、食べ物としては十分に摂取していても、体に吸収される量が減少し、カルシウム不足につながってしまうというわけです。
女性ホルモンの不足
骨粗しょう症は男性よりも女性に多いとされていますが、これは骨粗しょう症の発症に女性ホルモンが関係しているためです。女性ホルモンには、骨のカルシウムが溶け出すのを防ぐ働きがあるのです。
若いころは卵巣の機能が活発で、女性ホルモンが十分に分泌されているため、丈夫な骨になるのです。
ところが、加齢によって卵巣の機能が衰えると、女性ホルモンの分泌量が減少します。
これによって骨のカルシウムが溶けだしやすくなって骨密度が下がり、骨粗しょう症の原因となるのです。
コラーゲンの不足
実はカルシウムをはじめとするミネラルが十分であっても、骨粗しょう症を発症するケースがあります。それは、コラーゲンが不足している場合です。
骨の半分は上述のミネラルが原料となっていますが、残り半分はコラーゲンからなっているのです。
コラーゲンは体内で生成されていますが、加齢によって生成機能が衰えるとコラーゲンが不足し、骨粗しょう症の原因となるのです。
骨といえばミネラルの摂取が重要だというのは分かっている人がほとんどでしょうが、コラーゲンについては盲点かもしれませんね。
骨粗しょう症の予防・改善が期待できる成分は?
ローヤルゼリーには、上述の骨粗しょう症の原因すべてに対応できる成分が含まれているのです。それぞれどのような成分の効果が期待できるのか、説明していきます。
ミネラルとオリゴ糖で骨密度アップ
カルシウム不足は骨粗しょう症の原因ではありますが、それだけでは不十分です。骨を丈夫にするためにはカルシウムに加えてリンとマグネシウムも必要になります。
ローヤルゼリーにはこれらがすべて含まれていますので、期待が持てます。
ただ、こうした栄養素を摂取しても、腸内環境が悪くて十分に吸収されなければ意味がありませんので、腸内環境も整える必要があります。
ローヤルゼリーに含まれているオリゴ糖は、腸内の善玉菌の餌となり、繁殖を促してくれる働きがあります。
オリゴ糖によって善玉菌が増えて腸内環境が悪化すれば、カルシウムをはじめとするミネラルの吸収率がアップし、骨粗しょう症の予防・改善につながる可能性があるのです。
女性ホルモンを補完するデセン酸
女性ホルモンの不足が骨粗しょう症の原因となっている場合、卵巣機能のアップはあまり期待できませんので、何らかの形で女性ホルモンを補完することが必要です。ローヤルゼリーの固有成分であるデセン酸は、女性ホルモンに似た働きを持っており、更年期障害の症状改善に効果的だとされています。
米生物工学情報センターのデータベースにも、ローヤルゼリーの摂取が更年期障害の症状緩和につながったという臨床データが収録されています。
これは、更年期障害と同じく女性ホルモンの不足が原因である骨粗しょう症の予防・改善にもつながる可能性があることを意味しています。
コラーゲンの原料となるアミノ酸は?
コラーゲンの生成量をアップさせるためには、原料となるアミノ酸の摂取が必要です。コラーゲンのアミノ酸はグリシン、プロリン、アラニンの3種類が多くなっています。
ローヤルゼリーにはこれらがすべて含まれていますので、原料摂取という点では期待が持てます。
ただ、コラーゲンはタンパク質の一種であるため、生成には亜鉛が必要となってきます。
ローヤルゼリーにはこの亜鉛も含まれていますので、アミノ酸を有効活用できそうです。
まとめ-ローヤルゼリーで丈夫な骨を!
このように、ローヤルゼリーには骨粗しょう症の予防・改善につながる可能性がある成分が多く含まれているのです。丈夫な骨を作るためには必要な食べ物だと言えそうですね。