ローヤルゼリーによる病気の予防・改善（肝臓病）
肝臓病といえばウイルス性のものを思い浮かべる人も多いでしょうが、生活習慣が原因となる非ウイルス性のものもあります。放置すると、肝臓癌のような重大疾患を招く可能性があることも指摘されています。
非ウイルス性の肝臓病の予防・改善は生活習慣を見直すことが必要なのは当然ですが、ローヤルゼリーには非ウイルス性の肝臓病の予防・改善効果につながりそうな成分が含まれています。
非ウイルス性肝臓病の原因と発症メカニズム
非ウイルス性の肝臓病の多くは、脂肪肝と呼ばれるものです。肝臓に脂肪がたまりすぎることが原因だというのは知っていても、それ以外に原因があることは知らない人も多いのではないでしょうか。
脂肪肝には活性酸素が関係している
実は肝臓に脂肪がたまっただけでは脂肪肝になりません。肝臓内の脂肪が過酸化脂質という物質に変わり、この過酸化脂質が肝細胞を破壊していくのが脂肪肝の発症メカニズムなのです。
この過酸化脂質の生成は、肝臓内の脂肪に活性酸素が働きかけることによって生成されるのです。
過酸化脂質による肝細胞破壊が進行していくと、非ウイルス性の肝炎や肝硬変になり、肝臓癌のような命にかかわる疾患につながってしまう可能性もあるのです。
体内に入ってきた病原菌を退治し、免疫力を高める効果のある活性酸素ですが、肝臓にとっては大敵といっても過言ではない存在となっています。
しかも、困ったことに活性酸素は、肝臓で生成されることもあるのです。
なぜアルコール摂取が脂肪肝につながるのか
非ウイスル性の肝臓病の発症メカニズムは、お酒が好きな人に発症者が多いということからも裏付けられています。なぜなら、肝臓でアルコールが分解される際には、活性酸素が生成されてしまうためです。
お酒が好きな人は多くの量を飲むため、肝臓での活性酸素の量も多くなるというわけです。
結果として過酸化脂質の生成量が増加し、非ウイスル性の肝臓病を発症しやすくなるというわけです。
裏返せば、肝臓に多くの脂肪が蓄えられていても、活性酸素の働きを抑えることができれば、非ウイルス性の肝臓病を発症しにくくなるということです。
そのような効果が期待できる成分が、ローヤルゼリーには含まれているというわけです。
どのような成分が肝臓病に効果が期待できるのか
肝臓病の治療は基本的に医療機関の指導を受けることになりますが、食事をはじめとする生活習慣を改善しなければなかなか良くなってくれません。ローヤルゼリーには治療効果のアップが期待できる成分が含まれています。
主なものとしてはビタミンB2、B6、ミネラルなどが挙げられます。
脂肪の消費を促進させるビタミンB6
まず、非ウイルス性の肝臓病を予防するためには、肝臓に必要以上の脂肪をためないことが必要になります。活性酸素の働きを抑えられなくても、肝臓内の脂肪が少なければ過酸化脂質の生成量もおのずと少量になるためです。
ローヤルゼリーに含まれているビタミンB6には、脂肪の燃焼を促してくれる効果があります。
ローヤルゼリーの摂取と、ウオーキングをはじめとする有酸素運動とを併用することで、より多くの脂肪がエネルギー源として使用され、肝臓内の脂肪減少が期待できるのです。
過酸化脂質の分解に役立つビタミンB2
もちろん、肝臓内の脂肪を完全になくすことはできませんから、過酸化脂質の量をゼロにしてしまうことはできません。それならば、できてしまった過酸化脂質を分解して無害化すればいいのです。
過酸化脂質の分解には、体内で生成されるグルタチオンペルオキシダーゼという酵素の働きが必要になります。
このグルタチオンペルオキシダーゼの働きを助ける補酵素としての働きをしてくれるのが、ビタミンB2です。
ローヤルゼリーにはビタミンB2も含まれているため、生成された過酸化脂質の分解が促され、脂肪肝の予防や改善につながってくれる可能性があるのです。
活性酸素の分解にはミネラル
ただ、脂肪そのものは体にとって必要な成分でもあるため、摂取量をゼロにするわけにもいきません。非ウイルス性肝臓病の原因である過酸化脂質の生成抑制には、やはり活性酸素対策が必要となってきます。
活性酸素の悪影響を抑えるためには、活性酸素そのものを減らしてしまうのが最も効果的です。
人間の体内には活性酸素を分解する働きのあるSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という酵素があり、生成に当たっては銅や亜鉛、マンガン、鉄といったミネラルが必要です。
ローヤルゼリーには、これらのミネラルがすべて含まれているため、SODの生成量増加による活性酸素の分解促進が見込めます。
まとめ－ローヤルゼリーを生活習慣改善のきっかけに
重要なことなので繰り返し書きますが、肝臓病のうち非ウイルス性のものは、生活習慣が原因となっていますので、治療に当たっては改善が必要になります。非ウイルス性肝臓病の改善効果があるとされる成分を含むローヤルゼリーの摂取は、そのきっかけになるかもしれませんね。
