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ローヤルゼリーの成分(フェニルアラニン)

ローヤルゼリーにはさまざまなアミノ酸が含まれています。
アミノ酸は大きく分けると、人間の体内で生成することができない必須アミノ酸と、体内での生成が可能な非必須アミノ酸があります。
必須アミノ酸は9種類あり、フェニルアラニンはそのうちのひとつです。
ローヤルゼリーはフェニルアラニンだけでなく、すべての必須アミノ酸が含まれており、アミノ酸の摂取という意味では理想的な食べ物だと言っても過言ではありません。

フェニルアラニンはチロシンの原料として効果を発揮

必須アミノ酸が人間にとって重要だとされる理由のひとつとして、非必須アミノ酸の生成に必須アミノ酸が必要だからということが挙げられます。
非必須アミノ酸が人間の体内で生成可能だといっても、それは原料が体内にそろっている場合のことで、原料そのものが不足しているとうまく生成できません。
フェニルアラニンの場合、チロシンという非必須アミノ酸の生成に必ず必要になってきます。
フェニルアラニンの効果の多くは、チロシンになることによって発揮されるものでもあるというわけです。

フェニルアラニンの効果は?

では、フェニルアラニンにはどのような効果があるのでしょうか。
主なものとしては脳の機能を高める、鬱病対策、痛みを和らげるなど、メンタル面や神経面への効果が挙げられます。
また、皮膚の一部が白くなる白斑治療の際、皮膚へのダメージを和らげる効果があることも分かっています。

脳の機能を高める

脳内での情報伝達には、神経伝達物質がかかわっています。
一例を挙げれば、脳内伝達物質の一種であるドーパミンやノルアドレナリンが不足していると、情報伝達がうまくいかなくなり、脳の機能が低下してしまうといった具合です。
このドーパミンとノルアドレナリンの原料こそが、チロシンなのです。
フェニルアラニンはチロシンの原料なので、ローヤルゼリーによって摂取量を増やせばチロシンの生成量が増加し、ドーパミンとノルアドレナリンも増えていくというわけです。
これによって脳内の情報伝達がスムーズにいくようになり、脳の機能アップにつながることが期待できるのです。

鬱病対策

鬱病患者に共通する特徴として、脳内伝達物質であるドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンが不足していることが挙げられます。
セロトニンは安らぎ、ドーパミンは積極性、ノルアドレナリンは適度な緊張感を与える効果があり、不足することで精神面の安定性や、何かをしようとする積極性が失われることが鬱病にかかわっているとみられます。
前述のように、フェニルアラニンは脳内伝達物質の原料であるチロシンの生成に必要なため、フェニルアラニンの摂取を増やすことでチロシンの生成量を増加させることができればドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンの増加につながり、鬱病対策になることが期待できるのです。
実際、鬱病患者にフェニルアラニンを治療薬と一緒に投与したところ、症状が緩和されたという臨床試験のデータも存在しています。

痛みを和らげる

炎症などが原因で起きる慢性的な痛みは大きなストレスになりますので、さまざまな方法で痛みの緩和が行われています。
フェニルアラニンを摂取することで、痛みが和らげられるとされています。
実際、米国立生物工学情報センターのデータベースには、1日当たり250ミリグラムのフェニルアラニンを4週間にわたって投与したところ、痛みが和らげられたという臨床データが収録されています。
こうした臨床データを生かし、医療現場では人工フェニルアラニンが鎮痛剤として利用されています。
麻酔薬と違って習慣性がなく、常用しても効果が低下しないなどのメリットがあるためです。

白斑治療のダメージ緩和

白斑とは、メラニン色素の不足によって皮膚の一部が白くなってしまうものです。
原因についてはまだよく分かっていない部分がありますが、自己免疫や活性酸素などによってメラニン色素を生成する細胞・メラノサイトが破壊されてしまうなどの説があります。
治療に当たっては紫外線の照射などが行われますが、そもそも紫外線そのものが皮膚へのダメージになってしまうという問題点があります。
米国立生物工学情報センターのデータベースによると、フェニルアラニン100ミリグラムを皮膚に塗布してから紫外線を照射したところ、皮膚へのダメージが抑えられたといいます。
これは、フェニルアラニンに皮膚を守ってくれる効果があるためとされています。

まとめ-ローヤルゼリーはアミノ酸の宝庫!

このように、フェニルアラニンにはさまざまな効果があります。
ローヤルゼリーはフェニルアラニンだけでなく、9種類の必須アミノ酸がすべて含まれている優れた食べ物なのです。
もし精神的に落ち着かなかったり、何かをしてやろうという気が出ないような状態だったりした場合には、ローヤルゼリーによってフェニルアラニンを摂取してみてはいかがでしょうか。
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