子供のためのローヤルゼリー

子供の健康な成長は親にとって共通の願いですが、そのためには十分な栄養が必要で、子供にとって日々の食事は重要な意味を持っています。
ローヤルゼリーには子供の成長に必要な栄養素が多く含まれているため、理想的な食べ物といえるのですが、年齢によっては摂取を控えた方がよいケースもあります。
ローヤルゼリーに含まれている栄養素のうち、子供の成長に役立ちそうなものと、摂取に当たっての注意点について説明していきましょう。

成長に役立ちそうなローヤルゼリーの栄養素

ローヤルゼリーに含まれている栄養素のうち、重要なのは血や肉の元となるアミノ酸です。
ローヤルゼリーには、人間の体内で生成することができない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれています。
アミノ酸の中には、子供が大きくなるためには欠かせない成長ホルモンの分泌を促してくれるものもあります。
また、成長には骨のための栄養素も欠かせませんが、ローヤルゼリーには骨の元となる栄養素が含まれているのです。

成長には欠かせない必須アミノ酸

人間の体は基本的にタンパク質からなっていますが、このタンパク質はさまざまなアミノ酸を体内で合成して作られたものです。
アミノ酸には、人間の体内で生成できない必須アミノ酸と、体内で生成可能な非必須アミノ酸があります。
特に重要なのは食べ物から摂取するしかない必須アミノ酸で、リジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、メチオニン、バリン、スレオニン、トリプトファンの9種類がこれに当たります。
ローヤルゼリーの特筆すべき点は、これらの必須アミノ酸をすべて含んでいることです。
さまざまなタンパク質の生成に欠かせない必須アミノ酸を摂取することで、タンパク質の合成が促され、子供の成長を促してくれることが期待できるというわけです。

成長ホルモンの分泌を促進

身長を伸ばすためには欠かせないのが、成長ホルモンです。
身長の伸びは先天的な要素よりも後天的な要素の方に左右されやすいとされており、いかにして成長ホルモンの分泌を促すようにしていくかがカギを握っています。
ローヤルゼリーに含まれているアミノ酸のうちアルギニン、グリシン、チロシンは成長ホルモンの分泌を促す働きがあることが分かっています。
実際、医療現場では成長ホルモンの分泌を促すために、アルギニンの注入が行われているほどです。
また、成長ホルモンは熟睡しているときに分泌量が増えることが分かっており、睡眠の質をアップさせることも重要になります。
ぐっすり眠るためにはメラトニンというホルモンが必要になりますが、ローヤルゼリーではメラトニンの生成に必要なトリプトファンとビタミンB6が含まれているのです。
この2つによってメラトニンの生成を促し、睡眠の質をアップさせれば、より多くの成長ホルモンが分泌されることが見込めるのです。

骨の成長に必要なミネラルも含んでいる

身長が伸びる際には、骨も大きくなりますので、骨を成長させるための栄養素も必要になってきます。
骨の成長にはタンパク質に加えカルシウム、リン、マグネシウムが必要になってきます。
ローヤルゼリーにはこれらのミネラルがすべて含まれていますので、摂取によって骨の成長促進が見込めるのです。
ただ、ローヤルゼリーには骨の成長に必要となるビタミンDが含まれていませんので、一緒に摂取することでより大きな効果が期待できるでしょう。

幼児にローヤルゼリーは早すぎる

これだけ多くの栄養素が含まれているローヤルゼリーですが、摂取に当たって注意すべき点があります。
それは「6歳未満の幼児は摂取が推奨されていない」ということです。
同じミツバチ由来の食品であるハチミツは、ボツリヌス菌混入の恐れがあるため、1歳未満の摂取は禁止されています。
ローヤルゼリーについても、これと同様の問題点があるというわけです。
特に生ローヤルゼリーは女王蜂の住んでいる王台から摂取したものをそのまま瓶詰めしていますので、ボツリヌス菌が混入している可能性は否定できません。
腸内細菌が豊富で抵抗力が高い年代ならともかく、幼児は腸内細菌が少ないため抵抗力が低く、ボツリヌス菌による食中毒の可能性があるためです。
また、幼児期は食物アレルギーを発症しやすいという問題点もあります。
ローヤルゼリーに含まれているタンパク質の中には、アレルギー症状に関係しているヒスタミンの生成量を増やす働きを持っているものがあるため、食物アレルギーの原因となることがあります。
ローヤルゼリーによって食物アレルギーを引き起こす可能性があることも、幼児にとっては注意点と言えるかもしれません。

まとめ-ローヤルゼリー摂取はある程度成長してから

ローヤルゼリーは子供にとって必要な栄養素が含まれているため、摂取によって成長を促すことが期待できます。
ただ、ボツリヌス菌と食物アレルギーという問題点がありますので、メーカーの指示に従って、幼児は摂取を控えた方がよさそうですね。
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