※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

乾燥ローヤルゼリー

ローヤルゼリーの品質管理などを行っている全国ローヤルゼリー公正取引協議会は、ローヤルゼリー製品を3種類に分類しています。
生ローヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリー、調製ローヤルゼリーです。
このうち、乾燥ローヤルゼリーとはどのような製品なのか、そもそもなぜローヤルゼリーを乾燥させる必要があるのかなどについて、説明していきましょう。

乾燥ローヤルゼリーとはどのようなものか

全国ローヤルゼリー公正取引協議会協議会の定義では、乾燥ローヤルゼリーとは生ローヤルゼリーから水分だけを取り除いたもので、固有成分であるデセン酸の含有量が3.5%以上だとしています。

意外と厳しい乾燥ローヤルゼリーの条件

実は条件をそのまま満たす製品となると、意外と少なくなってきます。
例えばローヤルゼリーのサプリメントの中には錠剤タイプのものがあります。
乾燥ローヤルゼリーを錠剤化するためには「つなぎ」になるための成分を添加する必要があるため、乾燥ローヤルゼリーの条件を満たさなくなってしまいます。
酵素分解によって栄養素の吸収率を高めている製品についても、ローヤルゼリーから水分を取り除いた「だけ」ではないため、乾燥ローヤルゼリーの条件を満たしていません。
粗悪なローヤルゼリーサプリのように、デセン酸の含有量の条件を満たすために、人工成分を加えているようなものは論外です。
こうした事例を見ていくと、乾燥ローヤルゼリーとしての条件を満たすことは、意外と簡単ではないことが理解できるのではないでしょうか。

なぜ価格差が生じるのか

ただ、乾燥ローヤルゼリーとして販売することが認められている粉末やカプセルでも、価格には大きな開きがあります。
これは、海外産が比較的リーズナブルで、国産が高めに設定されていることが影響しています。
生ローヤルゼリーのように、輸送によって鮮度に悪影響が出てしまうことは考えにくいですが、海外産は生産国によっては品質面で不安が残ってしまうことは否定できません。
国産ならばその点については、ある程度安心できるというメリットがあります。
単純にリーズナブルな方がいいのか、品質面を重視してコストをかけた方がいいのかという判断は、人によってまちまちです。
財布の中身と相談したうえで、どちらを購入するか決めるしかなさそうです。

ローヤルゼリーを乾燥させる理由とは?

では、なぜ乾燥ローヤルゼリーという商品が必要なのでしょうか。
それは、生ローヤルゼリーの問題点を多少なりともカバーすることができるためです。

保存性の悪さをカバーできる

そもそも生ローヤルゼリーは、保存性という点では問題含みです。
採取したローヤルゼリーを何も加えずに瓶詰めするという製法上、やむを得ないこととはいえますが、熱や紫外線などによって成分が変質してしまいやすいのです。
また、開封後は細菌の影響も考えなくてはならないため、冷蔵庫のチルドルームに置くことが推奨されているなど、保管は必ずしも簡単ではありません。
ローヤルゼリーを乾燥させることで、この保存性の悪さについてはかなり改善してくれます。
少なくとも、ずっとチルドルームに置かなければならないなどということはなくなるでしょう。
カプセルタイプの乾燥ローヤルゼリーならば、保存性はさらに高くなります。
ただ、ローヤルゼリーを乾燥させるプロセスによっては、含まれている栄養素が多少なりとも失われてしまう可能性があります。
特に主成分のひとつであるタンパク質は熱に弱いため、加熱タイプの乾燥ローヤルゼリーは、その点について留意しておく必要があります。

味の問題を解決できる

ローヤルゼリーがミツバチ由来食品ということ、淡黄色であることなどから、ハチミツのように甘いと勘違いしている人もいるでしょうが、実際の生ローヤルゼリーの味はそんなに甘くありません。
酸味が強くて刺激があり「おいしい」と言えるかどうかは微妙なところです。
ローヤルゼリーを乾燥させることで、このような味の癖を多少なりとも緩和できるのです。
乾燥ローヤルゼリーをカプセルに詰めれば、味の問題については完全に解決することもできます。
付け加えると、乾燥ローヤルゼリーには調製ローヤルゼリーのように、砂糖などの添加成分も入っていませんので、余計な栄養素を摂取してしまうこともありません。
ローヤルゼリーが体に良いことは分かっていても、味の問題から摂取をためらっている人にとっては、乾燥ローヤルゼリーは有力な選択肢となり得るのではないでしょうか。

結論-保存性の高さが魅力!

乾燥ローヤルゼリーは、生ローヤルゼリーのデメリットのひとつといえる保存性の悪さが解決されているうえ、味の問題についてもある程度、緩和されています。
調製ローヤルゼリーのように余計な成分も加えられえていませんので、ローヤルゼリーそのものに近い成分を摂取できます。
ただ、乾燥方法によっては栄養素が失われている可能性もありますので、購入前に調べておいた方が良さそうです。
人気記事-popular column-