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ローヤルゼリーを飲みすぎるとどうなるのか

ローヤルゼリーは多く摂取すればよいというものではなく、1日当たり500~3000ミリグラムが目安量とされています。
では、3000ミリグラムを超えて摂取した場合に、どのような問題が起きる可能性があるのでしょうか。
ローヤルゼリーを飲みすぎるとどうなるのかについて、説明していきましょう。

ローヤルゼリーの過剰摂取で懸念される症状は?

ローヤルゼリーの過剰摂取によって懸念される症状としては下痢、鼻血などがあります。
女性の場合は、体内のホルモンバランスが崩れてしまう可能性もあるとされています。

消化しきれない成分が下痢を引き起こす

ローヤルゼリーにはさまざまな成分が含まれていますが、その中にはオリゴ糖のように人間が消化することができないものもあります。
オリゴ糖そのものは腸内で善玉菌の餌となってくれるため、腸内の悪玉菌を退治して腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。
ただ、大量に摂取しても消化することはできませんので、善玉菌が利用できない分は体外に排出されるだけです。
摂取量が多すぎると、下痢を起こしてしまう可能性があることも分かっています。
ローヤルゼリーのオリゴ糖をはじめとする消化しにくい成分も同様で、摂取過剰によって下痢につながってしまう可能性があるとされています。

血流促進が行き過ぎると鼻血に

ローヤルゼリーに含まれているアミノ酸のうち、アルギニンは体内で一酸化窒素を生成し、血管を拡張して血行を促進させる働きがあるとされています。
ローヤルゼリーが血行促進に役立つとされているのは、このアルギニンの効果によるものです。
ただ、過剰摂取すると血行が良くなりすぎてしまう可能性もあります。
この結果、鼻の毛細血管が破れて鼻血を出してしまうケースがあるとされています。
特に鼻の粘膜が弱く、ちょっとした鼻血が出やすいとされている子供は、ローヤルゼリーの摂取量について注意が必要になってくるでしょう。

デセン酸の過剰摂取でホルモンバランス悪化

ローヤルゼリーの固有成分であるデセン酸は、女性ホルモンのうち卵胞ホルモンに似た働きを持っているとされています。
ローヤルゼリーが更年期障害の症状緩和に役立つといわれているのは、原因である卵胞ホルモンの分泌量減少が、デセン酸によって多少なりとも補完されることが期待できるためです。
ただ、まだ卵巣が活発に働いている女性の場合は、過剰摂取によってホルモンバランスを崩してしまう可能性が否定できません。
女性ホルモンには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類があり、この両者のバランスが崩れてしまう可能性があるためです。
特に生理前の比較的体温が高い時期は、黄体ホルモンの方が働きは強くなっていますので、ローヤルゼリーの過剰摂取によってホルモンバランスが崩れる可能性があります。
バストアップサプリとして有名なプエラリアには、卵胞ホルモンに似た働きをする成分が含まれていますが、黄体ホルモンの強い時期に摂取するとホルモンバランスが崩れる可能性があることが指摘されています。
同様のことが、ローヤルゼリーの過剰摂取でも起きる可能性があるのです。

ローヤルゼリーを一度に大量摂取しても無意味

そもそも、ローヤルゼリーに目安量が定められていることからも分かるように、ローヤルゼリーを大量摂取してもあまり意味はありません。
含まれているビタミンがすべてB群に属しており、大量摂取しても体外にすぐ排出されてしまうためです。
ビタミンB群はすべて水溶性で、脂溶性ビタミンのように体内に蓄積し、摂取過剰になりにくいとされています。
裏返せば、摂取しても不要な分はすぐに体外に排出され、無駄になってしまうのです。
ローヤルゼリーに含まれている栄養素を十分に生かすためには、一度に大量摂取するような方法はおすすめできません。
目安量以内を長期間にわたって摂取し続けていくことで、さまざまな効果が期待できるというわけです。
実際、大手食品メーカーはローヤルゼリーをはじめとするサプリメントについて、最低でも3カ月にわたって継続することが望ましいとしています。

まとめ-ローヤルゼリーは一気に摂取するより継続的に

どれほど体に良い成分が含まれている食べ物であっても、食べ過ぎればお腹を壊して体力消耗につながってしまいかねません。
ローヤルゼリーについても基本的に同じで、摂取過剰は体に悪影響を与えてしまう可能性があるのです。
適量は個人によって差がありますが、目安量以内を長期間にわたって摂取し続けることが、ローヤルゼリーを摂取する際のおすすめの方法だといえます。
ただ、目安量以内であっても、人によっては体調に問題が出る可能性があります。
目安量が500~3000ミリグラムと幅広く設定されているのはこのためで、ある人には問題がない量であっても、別の人には問題が出るケースもあります。
まずは少量から摂取を始め、徐々に量を増やして自分に合った量を見つけていきましょう。
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