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ローヤルゼリーの品質

ローヤルゼリーの品質といっても、どのような製品が高品質だとされているのかについて知らないという人も少なくないでしょう。
ローヤルゼリーの品質の良し悪しを見極めるためにはどのような点に着目すべきか、その理由を交えながら説明していきましょう。

3種類のローヤルゼリー製品の品質のポイント

ローヤルゼリー製品は大きく分けると、採取したものをそのまま瓶詰めした生ローヤルゼリー、加熱やフリーズドライによって水分を取り除いた乾燥ローヤルゼリー、さまざまな混ぜ物を入れている調整ローヤルゼリーの3つがあります。
それぞれの品質の比較ポイントは、どのような点なのでしょうか。

生ローヤルゼリーは原産地が重要

まず、生ローヤルゼリーの場合は原産地が重要になってきます。
そもそも生ローヤルゼリーには保存料などの添加が認められておらず、購入後は冷蔵庫のチルドルームでの保管が推奨されているほど品質保持に気を使わなければならないものです。
このため、どうしても輸送距離の短い国産品が品質面で有利になってきます。
輸送中の品質劣化が最小限ですむためです。
輸入品の場合でも、輸送距離が短い国・地域が品質面でおすすめです。
中でも台湾産のローヤルゼリーは輸入品の中では輸送距離が最も短いため、品質面では有利になってきます。
中国産については環境問題などでネガティブなイメージを持っている人もいるでしょうが、日本国内で品質検査を受けている製品であれば、必要以上に心配することはないでしょう。
ただ、輸送距離を考えるならば、内陸部よりも沿岸部の方が品質面で劣化が少なくなります。
東南アジアやオセアニア産のローヤルゼリーは、輸送距離を考えるとやや不利になるのは否めないところです。

乾燥ローヤルゼリーは製法が問題

生ローヤルゼリーと比べると、乾燥ローヤルゼリーは保存性が高いため、原産地については生ローヤルゼリーほど重要ではなくなってきます。
問題になってくるのは、その製法です。
乾燥ローヤルゼリーの製法は大きく分けると、加熱とフリーズドライの2種類がありますが、問題になってくるのは加熱の方です。
ローヤルゼリーの主成分のひとつはタンパク質ですが、タンパク質は熱に弱く、60度以上で変質してしまうとされています。
加熱製法の場合、熱によってタンパク質が変質し、十分な効果が期待できなくなっている可能性があるのです。
一例を挙げれば、コラーゲンの生成や骨へのカルシウム沈着を助けてくれるとされている「アピシン」というタンパク質がありますが、加熱によってアピシンが変質すると効果が期待できなくなってしまうというわけです。
その点、フリーズドライ製法ならば60度以上に加熱されることはあり得ませんので、タンパク質が変質していない可能性が高いのです。
乾燥ローヤルゼリーの品質面を重視するならば、フリーズドライによるものがおすすめということになりそうです。

調整ローヤルゼリーはデセン酸の含有量

調整ローヤルゼリーの場合は、固有成分であるデセン酸の含有量が品質の目安になってきます。
そもそも調整ローヤルゼリーの定義は、意外と緩いのです。
業界団体である全国ローヤルゼリー公正取引協議会によると、調整ローヤルゼリーのデセン酸含有量は0.18%以上にすぎません。
にもかかわらず、この基準を下回っているため「ローヤルゼリー含有食品」などとして販売するしかない製品もあるのです。
決して厳しいとはいえない基準ですが、調整ローヤルゼリーとして売られている製品ならば一定の質は保たれているということになります。
なぜデセン酸の量が重要なのかというと、ローヤルゼリーの固有成分であり、他のもので代替がきかないためです。
タンパク質やビタミン、ミネラルならば他の混ぜ物でカバー可能ですが、固有成分であるデセン酸はそういうわけにもいかないのです。
つまり、どれだけのローヤルゼリーが含まれているかという目安になりやすいのです。

「公正マーク」がある製品ならなおよし

全国ローヤルゼリー公正取引協議会では、ローヤルゼリー製品の質を保証するために、定めた基準を満たしている製品については「公正マーク」をつけることが認められています。
同協議会の定める基準が厳しいかどうかは意見の分かれるところですが、公正マークをつけている製品については、一定の基準を満たしていると考えて間違いないでしょう。
ローヤルゼリーを選ぶ際にはまず、公正マークがついているかどうかを確認してみましょう。
ついていなければ、品質については必ずしも保証できないということになります。
そのうえで生ローヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリー、調整ローヤルゼリーの比較ポイントを見極め、少しでも品質の良いローヤルゼリー製品を選んでいくようにするのがいいのではないでしょうか。
大手メーカーの製品であっても、質が保証されていないものは意外と多いので、自分で調べていくだけでもある程度、質の高い製品を見つけることは可能かもしれませんね。
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