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ローヤルゼリーのカロリー

ローヤルゼリーが栄養豊富で、体にさまざまな良い影響を与えることが分かっていても、カロリーが高いのではないかと心配している人もいるでしょう。
ハチミツと同じミツバチ由来の食べ物であることから、カロリーを気にしている人もいるかもしれません。
果たして、ローヤルゼリーのカロリーはどのぐらいのものなのでしょうか。

ローヤルゼリーのカロリーは高くない

結論から書いておきましょう。
ローヤルゼリーのカロリーは、決して高いものではありません。
あるメーカーのサイトによると、ローヤルゼリー100%のサプリメントの場合、1.8グラムで1.3キロカロリーだとしています。
100グラム当たりだと約70キロカロリーといったところで、牛乳(67キロカロリー)とほぼ同レベルと考えてよさそうです。
もっとも、ローヤルゼリーを一度に100グラムも摂取するようなことはまず考えられませんし、上述のサプリも1.8グラムが1日分です。
ローヤルゼリーを摂取することで得られるカロリーについては、ほぼ無視できるレベルだと考えてよさそうです。
余談ですがハチミツの294キロカロリーも、白砂糖(384キロカロリー)や三温糖(381キロカロリー)と比較すると低めです。

栄養分の違いがカロリーの差につながる

同じミツバチ由来食品でありながら、ローヤルゼリーのカロリーがハチミツほど高くないのは、原材料や含有成分に違いがあるためです。

ローヤルゼリーの主原料は花粉

ハチミツの主原料は糖分を多く含む花の蜜で、ミツバチの体内で長持ちするように酵素処理されているのです。
これに対して、ローヤルゼリーは花粉が主原料です。
成虫になってから間がない若い働き蜂が花粉とハチミツを摂取し、体内で処理されたものがローヤルゼリーなのです。
こうした原材料が違いは、含まれている成分の違いにつながってきます。

ローヤルゼリーの炭水化物は多くない

ハチミツの成分は、8割が糖分からなっています。
花の蜜が原料であることを考えると、ある意味当たり前といえます。
これに対して、ローヤルゼリーに含まれている炭水化物は、全体の4割強程度です。
逆に、ハチミツにほとんど含まれていないタンパク質は、4割弱を占めています。
これ以外にもカルシウムやマグネシウム、リンなどのミネラルや、各種ビタミンなども多く含まれています。
こうした栄養素の違いが、カロリーの差につながっているのは想像に難くありません。
同じミツバチ由来食品であっても、ローヤルゼリーとハチミツはほぼ別物と考えた方がいいでしょう。

調製ローヤルゼリーはカロリーに注意を

ただ、カロリーが高くないのは、あくまでも生ローヤルゼリーや乾燥ローヤルゼリーの場合です。
同じローヤルゼリー製品であっても、調製ローヤルゼリーの場合はカロリーに気をつけなければならない可能性があります。

ローヤルゼリー製品の種類

全国ローヤルゼリー公正取引協議会では、ローヤルゼリー製品を生ローヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリー、調製ローヤルゼリーの3種類に分けています。
生ローヤルゼリーは生成されてから72時間以内に採取されたローヤルゼリーそのもので、含まれている栄養をそのまま摂取できる半面、味に癖があるなどのデメリットがあります。
乾燥ローヤルゼリーは生ローヤルゼリーを加熱、フリーズドライするなどして、粉末状に加工したもので、栄養面では生ローヤルゼリーに劣るものの、味の癖が抑えられているなどのメリットがあります。
そして、調製ローヤルゼリーはより食べやすくするために調味料を加えているもので、全体重量の6分の1のローヤルゼリーが含まれていなければならないと定められています。

なぜ調製ローヤルゼリーが問題なのか

問題は調製ローヤルゼリーの場合、前述したように食べやすさが重視されているため、砂糖のようなカロリーの高い成分が添加されているためです。
同協議会の規定を基にしても、全体の6分の5が砂糖であっても調製ローヤルゼリーとして認められるのです。
この場合、たとえローヤルゼリーそのもののカロリーが高くなくても、砂糖によってカロリーが跳ね上がってしまっているというわけです。
さすがにこのような極端な製品は存在していませんが、調製ローヤルゼリーは必ずしもカロリー控えめとは言えないことだけは確かです。
摂取する際には前もって成分表やカロリーを調べたうえで、カロリー摂取過剰にならないようにするよう、気をつけた方がいいかもしれませんね。

結論-カロリーについては製品次第

ローヤルゼリーそのもののカロリーが高くないのは間違いありませんが、それは生ローヤルゼリーや乾燥ローヤルゼリーのみに当てはまることです。
砂糖をはじめとする調味料が加えられている調製ローヤルゼリーについては、カロリー控えめという長所が帳消しになっている可能性が否定できません。
砂糖をはじめとする高カロリー食品の摂取過剰にならないようにするため、前もってどのような製品なのか調べておくのがおすすめです。
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